植生動的モデルSEIB-DGVM (Spacialy-Explicit-Individual-Base Dynamic-Global-Vegetation-Model)は、気候変動に伴う植物生態系の構造や機能の過渡的変化をシミュレートさせるために開発されました。SEIB-DGVMは以下の過程について、機構ベース又は経験論的に構築されたモジュール群から構成されます。

1. 陸面物理過程(水循環、放射、大気物理、など)
2. 植物生理過程(光合成、呼吸、成長、など)
3. 植物動態過程(定着、死亡、攪乱、など)

SEIB-DGVM開発チームは、学際的な共同体制を築くことで、このモデルの更なる試験と改良を進めることを強く希望しています。そのためには、多くの研究者や政策決定機関が、このモデルをご利用頂く事を歓迎します。


SEIB-DGVMはFortran90で開発されています。我々の開発環境では、Intel Fortran Compiler 11.0 Linux版を使用していますが、フリーのFortranコンパイラーであるgfortranにおいても実行可能です(MinGW-w64 based)。gfortranのインストールとテスト方法については、こちらのページが参考になります。


SEIB-DGVMに関するお問い合わせは:

佐藤永
海洋研究開発機構 地球表層物質循環研究分野
〒236-0001 横浜市金沢区昭和町3173-25
eMail:
Fax: 045-778-5706 (共用番号につき、佐藤永宛と明記して下さい)