花サイズと花数間のトレードオフが非線形となることが予測されている理由は、シンク・ソースの制約による。 例えば、大きな果実を生産しようとした場合、その果実が完成するまでには長い期間が必要となる。 その期間も、成長途中の果実には代謝コストがかかるので、大きな果実を作ろうとした場合には、より多くの代謝コストが必要となる。 その結果、果実サイズが大きいほど、「果実サイズ/果実への投資量」の比は低下し、上のモデルのα値が上昇する。
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