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フィールド日記 2002年秋


   10月6日〜10月12日の記録  

● 10月6日 (曇りのち雨)

今回の調査は今月10日で一端切り上げる予定だったのだけど、まだ開花が続いているので、期間を一週間延長することにしました。 そろそろディスクワークに戻りたいのだけど仕方ない。 夜半過ぎになって、雨混じりの強風が吹いてきた。 袋がけをした調査個体が風で千切れないか、ちょっと不安である。 いまさら調査個体が全滅なんてことになれば、これまでの作業が全部無駄になってしまう。

朝食:野菜ラーメン
昼食:菓子パン
夕食:豚ロースの味噌漬け焼き、野菜炒め、サツマイモとエンリギタケの味噌汁
入浴:久住高原温泉(入湯料:大人300円)

高原実習所近くの民宿が所有している温泉。広い露天風呂も併設されているのですが、あまり掃除していないらしく落ち葉が沢山沈んでおり、使える状態ではなかった。内風呂については普通に入れたものの、造りもメンテナンスもいまいち。まあ入湯を楽しむという雰囲気では無いでしょう。泉質は無色透明。飲むと塩辛かった。

● 10月7日 (曇り)

昨晩の大風が去り、急に肌寒くなりました。 おかげで新たな開花も殆ど止み、作業が終わる見通しもたちました。 でも寒さの中での作業は体にこたえます。

朝食:納豆、昨日の味噌汁
昼食:昨日のおかず、温泉卵
夕食:セロリとコンビーフの炒め合わせ、サツマイモと玉葱の味噌汁
入浴:黒川温泉 旅館にしむら(入湯料:入湯手形利用で400円)

地獄湯という露天風呂があるそうなのですが、午前10時〜午後9時まで女性専用とのこと。仕方がなく、屋根付きの打たせ湯に入りました。こちらについても、川に面した側の壁が無くて半露天の構造となっており、それなりに雰囲気が造ってありました。十分に評価できるレベルなのだけども、黒川温泉の中では今ひとつ。泉質は、やや白濁した透明な湯。

● 10月8日 (晴れ)

風邪をひいてしまいました。 寒い中の作業で疲れが溜まっていたことと、作業量が減ってきて気を緩めてしまったのが原因でしょうか。 そういう状況ですので、日記は簡潔に終わらせます。

朝食:昨日のおかず、昨日の味噌汁
昼食:鮭フレークのおにぎり
夕食:青椒牛肉絲、キャベツとワカメの味噌汁
入浴:黒川温泉 三愛高原ホテル 絶景の湯(入湯料:無料入湯券を利用)

詳細は9月2日の日記を参照して下さい。あと一枚残っていた無料入湯券を消化しました。

● 10月09日 (晴れ)

今日も風邪が続いていますので日記執筆を休みます。 そもそも、4時間ほど調査に出かけた以外は一日中食っちゃ寝していましたので、書く内容も思い当たらないのです。

朝食:昨日のおかず、昨日の味噌汁
昼食:鮭フレークのおにぎり
夕食:野菜ラーメン、牛乳
入浴:風邪ひきのため入湯をひかえました。

● 10月10日 (晴れ)

粕谷農場の木造建築物

一度、福岡に戻りました。 途中、福岡IC近くの粕屋農場に立ち寄り、久住実習所の宿泊許可証を発行して貰う。 本当は宿泊の一週間前までに手続きをしなければいけないのだけど、急に滞在を延長することになったので宿泊前日の手続きとなってしまった。 書類を書いて宿泊雑費を払ったら、担当者がすぐに銀行まで走っていかれた。 なんでも、宿泊経費は滞在の前日までに振り込まなければならないとのことだ。 融通の利かないシステムだなぁと思う一方、ご迷惑をおかけして申し訳ない気持ちで一杯だ。 風邪はまだ治らず微熱が続いている。

朝食:納豆、昨日の味噌汁
昼食:鮭フレークのオニギリ
夕食:スーパーのお弁当、バナナ
入浴:自宅風呂

● 10月11日 (晴れ時々曇り)

敢闘賞

再び久住高原までお出かけ。幸い風邪は治りつつあるようです。 今日も仕事帰りは黒川温泉に立ち寄りました。 この黒川温泉では入湯手形を使ってお湯巡りをした場合、この手形に各旅館オリジナルのスタンプを押してくれるのですが、このスタンプを15種類集めると敢闘賞、24種類集めるとパーフェクト賞が頂けるという、つい沢山の温泉を巡ってしまいたくなるシステムとなっています。 それで、今日の入湯でスタンプが15種類集まりました。 パーフェクト賞を狙えるほど残りの滞在日数は長くはないので敢闘賞で妥協して、旅館組合にて木製受賞プレート、副賞の下駄(雪駄と交換可能)、そしてタオルを貰いました。 下駄ねぇ、使うこと有るのかな? 熊本県出身の某肥後もっこす兄貴にプレゼントしちまおうかな。

朝食:バナナとチョコレート
昼食:鳥天定食(G助教授とS技官と一緒に外食しました)
夕食:スーパーで買ったオニギリ
入浴:黒川温泉 新明館 洞窟風呂(入湯料:入湯手形利用で400円)

渓流沿いの崖に掘られた洞窟温泉です。女性専用と男女混浴の二つがあり、男女混浴の温泉については、直径3m位の環形通路に2本の枝があるという構造。硫黄島の旧日本軍地下要塞をイメージして頂ければ良いだろうか?お時間のある方は、ぜひ半日くらい入り続けて、米軍上陸部隊に出入り口を塞がれ暗闇と地熱地獄の中で非業の死を遂げられた旧軍兵士の御供養をされては如何でしょう?なお、洞窟風呂の近くには露天風呂があり、そちらも利用できます。こちらは崖下の窪みに造られた、こじんまりとした温泉。川向かいの旅館や道路から丸見えですので、露出趣味のある方にはイチオシです。

● 10月12日 (曇り)

奴留湯温泉

Evolution誌の編集局より、論文のFigureを修整して可及的速やかに送れとのメールがやって来た。 仕事のトロい編集局なのに著者に対しては迅速を要求しやがる。 Illustratorで作成したファイルをPDFにしてメール添付で送ろうと思ったのだけど、どうしてもフォントが変になってしまうので、プリントアウトを郵送することになった。 で、今日は土曜日で小さな郵便局がお休みなので、調査が終わった後に少し大きめの郵便局のある小国まで出かけた。 郵便局からの帰り道、奴留湯温泉と、その近所の北里柴三郎記念館に立ち寄りました。

朝食:納豆、昨日の味噌汁
昼食:ザーサイのオニギリ
夕食:豚肉と青梗菜のクリーム煮、大根とワカメの味噌汁
入浴:奴留湯温泉(入湯料200円)

小さな集落内の生活温泉。奴留湯と書いて「ぬるゆ」と言います。読みの通り、泉温38度と温水プールを少し温かくした程度の湯加減で、冬寒期には入湯時間帯を制限して、その間だけ加温するそうです。案内板によると「奴留湯」という当て字の由来は、その昔に殿様が近くに来た際、この湯の中に長〜く留まって疲れを癒したことから「奴が留まる湯」ということで付けられたとのこと。、、、殿様を奴なんて呼び捨てちゃって良いんですかねぇ。正日君みたいな殿様だったら、村人全員ソッコーで再教育キャンプ行きだと思うのですが。なお泉質は無色透明ながら、かなりの硫黄臭があり、また目に入ると痛かった。



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