「当たり屋」のグループが出張に来ているので注意するように、との回覧が回ってきた。 わざと急ブレーキを踏んで後続車に追突させ、示談金をせしめるらしい。 しかも、ブレーキランプを光らせないようにサイドブレーキを引くという小技を使うとのこと。 回覧には、そのグループが使用する車のナンバーリストまで掲載されていた。 こういう情報は保険会社辺りから流れて来るのだろうか? 見ると、殆どが大阪近郊のナンバー。 遠方よりの出張、まったくご苦労な事である。 せっかくなので彼らには、山道で車間距離をギチギチに詰めて、煽りを入れまくる福岡ナンバーや北九州ナンバーの車を片っ端から駆逐していって欲しい。 この辺りの道は、カーブを曲がった瞬間に木が倒れていたりイノシシが立っていたりと、予期せぬ危険に満ちているのに、奴らときたらお構いなしだ。 なので、個人的には「歓迎 当たり屋御一行様」といった気分である。
朝食:納豆、白菜の漬け物、昨日の味噌汁 男女別の内風呂に露天風呂が一組ずつと、混浴露天風呂(一番広い)から構成されている。打たせ湯有り。混浴風呂には金髪・金ネックレスの下品なヤンキー軍団が群れていて、その脂ぎった視線を女性専用露天の方へと向けていた。でも、入ってくる妙齢の女性は無し。まあ、この雰囲気で入ってくる若い女がいたら、それは危なヤツだと思う。 |
特記事項無し。
朝食:納豆、冷やしトマト、昨日の味噌汁 男女別の内風呂が各1つ、渓流沿いの露天風呂2つ(打たせ湯有り)、そして洞窟風呂がある。洞内には湯気が満ちており、風呂とサウナの機能を合わせたような感じで、なかなか面白い。普通のサウナも別にあったけど、熱すぎて一分と入っていられなかった。なお、入浴客の構成は、男性が5〜6名、そして若いカップルが一組。ムゥ、湯の中にタオルを持ち込むのは邪道ですよ。 |
ソニーのデジタルカメラDSC-U10が届いた。 内内定の通知をもらったその日にネットで購入したもので、自分へのご褒美といったところである。 このデジカメ、画素数が130画素と、これまで使ってきたCAMEDIAと同じなのだけど、とにかく小さくて軽い。 これならば、どこにでも気軽に持ち歩ける。 まあ液晶画面が小さすぎてアングル取りが難しいとか、スライド式の蓋が簡単に開きすぎで荷物の中に放り込むのが不安などの難点もあるが、このコンパクトさには代えられない。 起動時間やデータ書き込み時間も短いし、まったく技術というものは、僅か3、4年で大きく前進するものだ。 その3、4年の間、自分の研究にどの程度の進展があったかを顧みると、少し暗澹たる気分にもなるが、、。
朝食:納豆、冷やしトマト、昨日の味噌汁 詳細は9月2日の日記を参照してください。「温泉無料利用券」なるものを利用して入湯しました。これは、三愛高原ホテル近くのガソリンスタンドで満タン給油をした際に頂いたもの(経営が同系列のようだ)。普通に利用すると入湯料が500円もする温泉の利用券を二枚もくれたので、「サービスが良いなぁ」と思っていたら、何と肝心のガソリンが1L123円!ちなみに福岡では一番安いところで1L85円、この近郊でも1L103円前後が相場だ。後で高原実習所のメンバーに聞いてみたら、このスタンドでは、観光客の車にはリッター当たり20円ほど上乗せした料金を適用するとの事。俺、仕事で来ているんだけどなぁ。もう、ここでは給油しない。 |
滞在先の実習所では明日から1週間ほど学生実習が行われるのだが、それに先だって台所で水道管工事を行っている。 当然、自炊はできず食生活が崩壊してしまった。 何しろ、ここの近所にはコンビニも気軽に入れる定食屋も無いのだ。 キューリやトマトを囓って菜食主義者の真似事をしてみたが、どうにも空腹に耐えかねて、観光客用のレストランに入った。 注文したのはショウガ焼き定食、850円也(税別)。 福岡の定食屋でこの値段を出せば、それなりに質の高い食事を楽しめるのだけど、このショウガ焼き定食は圧倒的に量が少ないし、それに味噌汁は何だか変な味がした。 この辺りに観光へ来る方は、弁当を持参することを強く勧めたい。 まともな外食屋は本当にありません。 あぁ、腹へった、、。
朝食:トマト、キューリ 詳細は8月27日の日記を参照して下さい。本当は萩の里温泉という所に行こうと車を走らせたのですが、案内板に従って3〜4q行ったところ「萩の里温泉まであと19q」なる表示を見つけ、「風呂へ入るのに往復40qも走れるか!」というわけで、その近所の白丹温泉を利用しました。この温泉の利用は2度目だったのですが、前回利用した時とは男風呂と女風呂とが入れ替わっていた。どうやら一日ごとに交換しているらしい。それで今日の男風呂には、露天風呂の代わりに、洒落た造りの露天歩行浴槽があった。腰を痛めた人のリハビリなどに効果的と書いてあったけども、いかんせん湯温の設定が低くすぎだ。 |
学生実習中は高原実習所に滞在できないため、今日より1週間、ジプシー生活となる。 その第一日目の宿泊は「九大山の家」。 大学院生時代には、さんざんお世話になった施設であり、僕の青春時代の想い出のつまった場所でもある。 ここへ泊まるのは2年ぶりだ。 ところで、九大山の家には九州地区国公立大学共同研修所というセミナーハウスが隣接していて、山の家の宿泊客も食堂等はそちらを利用することになる。 今日は山の家には僕だけが泊まっていたのだけど、共同研修所の方には20人の団体さんが泊まっていて、食事も彼らと一緒。 団体さんの入っている食堂の隅で一人取る食事は、食事と言うよりは、なんだか精神修行をしている様で結構厳しかったです。 あちらも気を遣うだろうし、僕だけ一人で外食でもできれば気軽なのだけど、例によって近所に外食屋は無い。
朝食:納豆 山の家のすぐ脇は小松地獄という地獄地帯なのだけど、そこからパイプで湯を引いてきただけという分かりやすい温泉。温度調節は、水道(やはりその辺の湧き水を引いてきたもの)の蛇口のひねり具合によって行う。泉質は日によって、灰色から透明までコロコロ変わり、たまに湯ノ花が水面に浮かぶ。今日は山の家の滞在客が僕一人だけなので貸し切りだ。窓を全開にして、夕暮れの小松地獄と漁師山を眺めながら一人で入る温泉は、また格別なものがある。 |
作業後、いったん福岡に戻った。 この秋に九大生態研から2名の院生が離れ、新しく1名のポスドクがいらっしゃたので、その送迎会&歓迎会があるのだ。 それにたまには郵便物もチェックしなくてはならない。 いつも福岡に戻る際には、筋湯温泉→玖珠ICというルートを使うのだけど、今日は黒川温泉→小国→杖立温泉→日田ICというルートを初めて使用した。 これは実習所のG助教授に教えてもらった道で、曰く最短であるとのこと。 で、たぶん最短では無いと思うけれども、高速道路料金が片道650円も安くなるので次からはこの道を使用しようと思っている。 筑後川に沿ったルートなので、渓谷美が楽しめ、またダムの堤防の上を走ったり鄙びた温泉街が横に見えたりと、風景にも変化がある楽しいルートである。
朝食:九州地区国公立大学研修施設の食事
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今日・明日と山の家の予約が取れなかったので、瀬の本高原のユースホステルに宿泊した。 ユースに泊まるのは初めてだったのだけど、なんだかタイの安宿のようで、それなりに居心地がよいものである。 相部屋には僕の他に二人が泊まっていて、うち一人は九大農学部の4年生だった。 以前僕が九大の農学系の某研究施設にいたことを話すと、少し聞きにくそうに「あの施設では、どの様な研究をされているのですか」と尋ねてきた。 昔の勤務先の悪口を言うのも気を引けたので口ごもっていると、「いや、何度かお邪魔したことがあるのですが、いつもお爺さんが座られてコーヒーを飲んでいたり、昼寝をされていたりと、、」。 ふっふっふっ、あの不気味なお爺さんは実はそれほどお歳ではないのだよ。 彼の名前は泰彦、個体識別コードMRT-731。 「人間何も仕事をしないでいると実年齢よりも思いっきり老ける」という仮説を検証する為の人体実験の真っ最中なのだ。 この実験が開始されてから30年近くが経過するが、早くも痴呆の兆候が見られ、仮説は劇的に実証されつつある。
朝食:パン・ヨーグルト・牛乳 夕食前という、一番混みそうな時間帯に利用したにも関わらず、入浴していたのは僕一人。 ここは、ちょっと足をのばせばいくらでも温泉のある場所なので、さすがに利用者は少ないようだ |